最近ずっと雨ばかりですね。
コロナ禍のせいでお盆期間中もどこに行くわけでもなかったのですが、毎日雨ばかりでは
気分もなかなか気持ち的にどんよりしてしまいがちです。
外の仕事も雨ですとなかなか捗らず、涼しいのはいいけど早く雨が止んでほしいと思う今日この頃です。
先日、カーボート工事をさせて頂いた現場のご紹介をさせて頂きます!
カーポートといえば一般的に既製品のアルミ製が多いのですが、今回は木で骨組みをつくり、
ポリカーボネートで屋根葺きをして製作した実例です。
まずは刻み仕事から!
規格寸法があるわけではないので現場で採寸をし、それによって割を出して墨付け・仕口の加工などを
行っていきます。
最近は、新築の現場ではプレカット部材を主に用いるのでこういった作業は少ないのですが、大工さんの
刻み仕事で出来上がるものは、やはり職人技!という感じがしますね。
↑出来上がりがこちら
次は組立です。
ブロック基礎のアンカーが出ている部分に、土台を座彫りし、据え付けていきます。
柱を起こし、登り梁を取り付けていきます。
建物にカーポートを取り付ける場合は、建物に受桟を固定し、それに骨組みを取り付ける場合が
多いのですが、今回は建物軒部分に登り梁がありますので、一体的なデザインになるよう、
登り梁小口部分に加工した金物を使って取付を行いました。
屋根材がたるまないように梁の間につなぎ材を入れ、骨組完成です。
最後にポリカーボネート板を取り付け、完成です!
既製品でも様々な規格やオーダーが出来るものも多いですが、敷地や建物形状に合わせた
世界でひとつだけの木製カーポートもオススメです!
施主様にも喜んで頂き、何よりでした♪