以前より、当ブログ内でご紹介していた二世帯住宅新築工事の完成写真をご紹介させて頂きます！
まずは外観写真のご紹介です。
家の正面部分は四寸の化粧柱を建てて軒を深く被せ、犬走を施工して重厚感のある面影になって
います。外部にすだれ掛けを取り付けることで、より陰影のある外観になりました。
二世帯住宅をつなぐ共用リビングと子世帯住宅の外観です。
親世帯の建物は焼杉を貼り、子世帯の建物はサイディング仕上げになっています。
それぞれを繋ぐ共用リビングには大きな掃出し窓を取り、土間のステップを取り付け
中庭に出入りが出来るようにしています。
正面から撮影した外観写真です。
玄関アプローチ部分には延石を並べて、洗い出しの土間CONで固定しました。
写真左側に見えるのは2台分のインナーガレージです。
続いては内観写真のご紹介です。
玄関ホールは広々と1間以上の間口があり、来客用と家族用の2つの玄関があります。
鉄刀木の式台と約１尺の大黒柱が存在感を出しており、天井材には市松張の網代、
細割竹で組んだ間接照明で温かみのある玄関になっています。
玄関横にあるシューズクロークです。
稼働棚を壁面いっぱいに取り付けていますので、たっぷり収納可能です。
丸窓がとても印象的です。
リビングダイニング・キッチンの完成写真です。
二世帯住宅で、それぞれ独立して使用できるようにひとつずつ取り付けられています。
壁付型のキッチンとオープンキッチン、リビングの印象も梁を見せたり、天井材に木材を使用
したりと、それぞれに施主様のこだわりが詰まった空間です。
共用リビングの写真です。
先日のブログでも写真を紹介しましたが、以前に住んでいた家に使われていた古材を
梁と化粧材として再利用しました。
屋根形状に合わせた勾配天井と東西に設けた掃出し窓がより一層開放感を演出してくれます。
和室は真壁にし、杉板の竿縁天井や出窓部分の障子、下部の引違収納など、『和』の落ち着いた
仕上げになっています。
最後に子供部屋の完成写真です。
構造体ののぼり張りや火打をあえて見せて、在来工法ならではの室内空間になっています。
また天井裏の空間を最大限に利用したロフト収納も設置しています。
施主様と何度も打合せをし、現場が始まってからも綿密に連絡を取り合って完成した住まいです。
完成後からも引き続き永いお付き合いが始まりますので、今後ともよろしくお願いします。