日中の気温が20度を超える日が多くなって、本格的に春の陽気になってきましたね。
大阪や東京でも観測史上一番早く桜が開花したとのニュースがあり、早く春が来ることは
うれしいですが、入学式には散っているんじゃ・・・と少しだけ心配しております。
本日は以前からご紹介している「土地探しシリーズ」の第3回目をご紹介させて頂きます!
以前のブログはこちら
今回は、【敷地と道路の関係で生活スタイルが変わる】について、私自身の考えですがご紹介させて
頂ければ幸いです。
自分達の概算資金計画を立て、住むエリアを決めれば次はいよいよ家を建てる土地選びです。
皆さんが売りに出されている土地情報を見て、真っ先に目が行くのはどこでしょうか?
おそらく、土地の「価格」と「面積」だと思います。(私ももれなくそうです。)
そしてここからが本題ですが、次に是非注目頂きたいのが「接道」についてです。
この「道」について事前に気を付けるだけで、間取りを考えるときや外構を計画するときなど、
皆さんの住まいづくりの計画スタートした後に気づくことが少なくなるかもしれません。
上記のイラストは、道路で四方が囲まれた分譲地をイメージした区割り図です。
①②③号地は北道路に接道していて、④⑤⑥号地は南道路に接道している様子です。
では、それぞれのメリット・デメリットをまとめてみます!
≪北道路のメリット≫
・プライベートな庭が取りやすい。(庭が道に面していない為)
・リビング窓に対しての外からの視線が気になりにくい。
・敷地を最大限有効に使える。
(敷地境界線からの最低限空けないといけない距離も、駐車スペースや庭としての活用ができやすい)
≪北道路のデメリット≫
・採光計画を十分検討しないと家の中に光が入りにくい。
≪南道路のメリット≫
・日の光を家の中まで入れやすい。(日当たりが良い)
・オープンな外構計画を取り入れやすい。(開放的な庭など)
≪南道路のデメリット≫
・北道路に比べて土地価格が一般的に高い。
・道路からの視線を遮る工夫が必要。
・人と車のアプローチが庭と同じ南側にくるので、庭が狭くなりやすい。
また、東道路・西道路や二方向に接道している敷地など、他にも様々な要件がありますが、
「建物の間取り・配置」「駐車スペース」「採光」などを意識して土地に付随する道路にも
気を配ってみてはいかがでしょうか?