前回ご紹介した基礎編に続き、今回は「上棟編」です。
上棟は他の呼び方も色々あり、
「建て方」「建前」「建舞」「棟上げ」
と様々です。
家を支える主要構造材の組立・施工をし、家の一番高い棟木の取り付けまでのことを
一般的に指しています。
上棟日前日までに、基礎上に土台(桧)を取り付けます。
床下換気をするために、昔は基礎に換気口を取り付けていたのですが、
小動物が床下に入り込んだり、また地震が起きた時などクラック(ひび割れ)の原因になる可能性が
ある為、基礎パッキンを基礎と土台の間に施工して、床下換気を行っています。
いよいよ棟上開始です!
まずは管柱・通し柱を取り付け、梁を掛けていきます。
次は大黒柱の取り付けです。
1尺(約30センチ)もある大きな柱です!非常に重たいので大人数で作業にかかりました。
続いては、大きな梁の取り付けです。
以前住んでいた家に使用されていた梁を解体時に取り外し、新しくなる家の構造体として
生まれ変わります。家族の成長を見守ってきた古材ですから慎重に施工していきます。
2階の施工風景
いよいよ棟木の取り付けです!
最後に棟梁が幣串(へいぐし)を取り付け、上棟式を執り行いました。
施主様が安心して住んで頂けるように精一杯お手伝いさせて頂きます!
続きはまた次回ご紹介させて頂きます。